|
|
|
|
静脈エコーのはなし
下肢静脈瘤超音波(エコー)検査は、患者様にとても喜ばれている検査方法です。よく腹部の
検査(肝臓や腎臓など)や、お腹の赤ちゃんを見る検査で、肌にゼリーを塗って行う超音波検
査をご存じの方も多いかと思います。 当クリニックでは、下肢静脈瘤の診断・手術の適応・部位の確認には超音波検査を行っていま
す。超音波検査は、手術結果の確認として術後にも定期的に行いやすい検査です。
|
 |
下肢静脈瘤超音波(エコー)検査の利点
(1)患者様のからだに害がない
以前から下肢静脈瘤の診断に一般的に行われている静脈撮影と比較すると、造影剤を使わない ので腎臓への負担が少なく造影剤アレルギーを起こすこともありません。また、放射線も被爆もなく、針も刺しませんので苦痛がありません。
(2)繰り返し検査が可能
からだに与える負担が少ないため、術前・術後に繰り返し行うことができます。そのため、再発
の兆候を早期に発見し、追加治療や指導をすることにより、再発防止が可能です。
下肢静脈瘤は残念ながら、どんなに完璧な手術をしても生活の仕方によっては再発(別の血管が
膨らむことが多い)しやすい疾患なのです。当クリニックでも、これまでの下肢静脈瘤手術のう
ち、約2割は他院にて手術をした数年後に再発した患者様の手術でした。そのため、手術をした
後でも患者様の負担が少なく、静脈の病状を確認できる超音波検査が必要なのです。
|
|
日帰り手術のはなし
患者様が手術を受けるために入院し、仕事を一定期間休んだり、生活の質を落としたりしなくて
も済むように・・・日帰り手術はそれを可能にします。
当クリニックの下肢静脈瘤治療の特長は、局所麻酔と静脈注射で行う全身麻酔を使った日帰りス トリッピング手術です。 下肢静脈瘤の治療では、結紮術(しばる手術)よりもストリッピング手術(静脈を抜き去る手術)
の方が再発も少なく効果的な治療であることは広く知られています。しかし、通常ストリッピン グ手術は脊髄麻酔・硬膜外麻酔で行われ、3〜10日間の入院が必要であり、神経障害などの合
併症が発生しやすいと言われています。そのため最近では、結紮術に硬化療法を組み合わせた方 法がよく行われていますが、この方法も再発が多いことが分かってきました。当クリニックでは、
TLAという低い濃度の局所麻酔を組み合わせた新しい手術方法を開発し、年間約150人もの患 者様にこの方法で手術を行っています。
(日帰り手術についてもう少し詳しく → 読売オンライン)
|
 |
 |
日帰り手術当日
この日帰り手術は、当日の手術予定時間の1〜2時間前にいらしていただき、点滴や超音波検査
で手術部位の再確認などを済ませてから開始いたします。 手術は手術方法や患者様それぞれの血管の状態にもよりますが、おおよそ30分で終了します。
手術前後の準備や消毒なども入れても、手術室で横になっている時間は約1時間です。手術終了
後は約1時間休んでいただき、担当医師が患者様の状態を確認し、大丈夫であれば帰宅していた
だきます。 手術終了後はクリニックに泊ったりする必要はありませんので、ご自宅でゆっくりお休み下さい。
もちろん歩いて帰っていただいて問題ありません。この手術で使用される麻酔は、長い時間痛み
を押さえる効果が続くため、術後も苦痛は極めて少なくお過ごしいただけます。
|
費用のはなし
美容整形外科などの一部の病院では、下肢静脈瘤を自由診療(全額自費)で治療しています。し かし、本来下肢静脈瘤は健康保険で認められた病気であり、全額保険で治すことが可能です。当
クリニックでは全て保険診療で治すことが可能です。 自由診療には『保険診療よりていねいに診療してもらえる』とか『特別な治療をする』などのイ
メージがありますが、そんなことはありません。保険診療で十分かつ最高の治療を受けることが 可能です。あなたは治療費をたくさんもらわなければ丁寧に手術をしない医者の手術を受けたい
と思われますか? ※ ただし弾性ストッキングなどに関しては保険適用外となり、患者様の自費負担となります。
|
手術時の自己負担額 20、000円〜60、000円
※術式、負担割合(健康保険の種類)などによって料金が異なります。
|
|
大学との連携・情報公開のはなし
当クリニックで行っている治療や検査は、東京医科歯科大学血管外科の協力のもとに行っていま す。常に新しく、そして先端の技術を取入れ、患者様の苦痛を和らげたり、治療時の負担を軽減さ
せることができるよう日々考えています。また、積極的に専門の学会や雑誌に発表して、その方法 や治療成績を公開しています。
|
もっと詳しく・・・
下肢静脈瘤に関してもっと詳しくお知りになりたい方にお勧めです。
|
|
|
当クリニックの専門医師により平成11年12月20日扶桑社より発刊しました。
当クリニックの受付でお買い求めいただくか、近所の書店に無い方は、下肢静脈瘤広報センター(03-3963-4642)まで御注文下さい。 |
最後に・・・
下肢静脈瘤という病気には色々なタイプがあり、重症度も様々です。 下肢静脈瘤治療には専門的な知識や技術を必要としますので、必ず専門医を受診することをお勧め
します。 当クリニックでは、それぞれ症状と患者様のニーズに合わせ、治療方針を決定いたします。まずは
1人で悩まずご相談下さい。
|